地域で子どもを孤立させない予防モデル」づくりに関心のある医療・福祉専門職を大募集!

何をやっているのか?

 

少子化により子どもの数は少なくなる一方で、虐待や貧困、いじめなど生きづらさを抱えている子どもの数はむしろ増加傾向にあることが近年の調査で示唆されています。そして、それらが遷延、重篤化する背景には、子どもや子育て家庭が他者に助けを求めることができない、頼れないという状態、つまり「社会的孤立」が大きな課題であると私たちは考えています。

 

本事業では、この「社会的孤立」という課題を乗り越えるため、「地域で子どもを孤立させない予防モデル」の実現に取り組んでいきます。専門家、非専門家、地域が協働し、子どもの孤立を防ぐための「社会的処方」を地域に生み出す仕組みを作っていくことを目指したプロジェクトです。

 

実施内容としては、子どもの孤立をなくす人材の育成と、そうした人材が連携するコミュニティの形成のためのスペースをつくっていきます。最終的に、より多くの市民が地域のことを担うようになり、かつ専門家と連携していくことで、地域の紐帯を新しく紡ぎ直していくことができ、子どもが孤立することなく、尊厳をもって生きられる社会を目指していきます。

なぜやっているのか?

私はこれまで、児童思春期精神科医として医療の現場に身を置いてきました。当然のことですが、この間に出会ってきたのは、家庭環境も個性も歩んできたストーリーも異なる子どもたちです。共通するのは、多くの子どもがそのストーリーの中で何らかの逆境的な体験を持つということです。

養育者からの暴力、心ない言葉を受け、預けられた先の親戚からもいない子とみなされネグレクトされてきた受けて子。電気もガスも水道も止まった家で生活していた子。周囲から発達上の特性が理解されずに、学校でいじめられ、傷つきを抱えてきた子。しかし、このような環境下にありながらも、それでも無条件に愛してくれたり、違いを認めてくれたりする大人との出会いによって、徐々に回復していく子も多くみてきました。厳しい環境を生き抜いてきた姿を数多く見てくる中で、子どもたちが潜在的に力を持ったたくましい存在であることを教えてもらったのもまた事実です。

10年近く児童精神科というフィールドに立ち、このような経験や学びを経て思うことは、“子どもが子どもとしていられる”ということを社会全体でもっと保障していく必要があるということです。そのためには、医療につながるもっと前のシステムに働きかける必要があります。なぜなら、病院やクリニックだけでは、どうしても何か大きな危機が起きてしまってからの関わりになってしまうからです。虐待や飢えなどから自分を必死に守ることにではなく、今を豊かに生きて育ち学ぶこと、将来に希望を持って多様なつながりや機会を得ていくことに、子どもの持つ力やストレングス、可能性が生かされるようなレジリエントな社会にしたい。そうするための環境作りこそが自分の使命であると考え、NPO法人を設立し、現在のプロジェクトを実施しています。

どんな人と一緒に働きたいか

子どもの孤立に対する予防モデルを実現するためには、市民と行政の方々と対話が図れて有機的な連携ができる専門職の存在が不可欠です。

「予防」を中核に据えたモデルづくりに情熱と知恵を注ぐことの出来る医療・福祉従事者の方、まずはご連絡をお待ちしています!

企業について

企業名 特定非営利活動法人PIECES
住所 東京都文京区小石川2-5-7 佐佐木ビルB棟4F

メンバーについて

NPO法人PIECES代表理事/東京大学先端科学技術研究センター特任研究員。精神科専門医、児童精神科医としての臨床経験を経て、2016年にNPO法人を設立。

どんな環境に生まれた子どもたちも権利と尊厳をもって生きていくことのできる社会をめざし、子どもの育ちを支える有機的な生態系づくりを行っている。

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